📌 この記事のポイント
・軽度知的障害・自閉症の子を持つ母が経験した「就学先」の実体験がわかります
・夫婦で意見が真っ二つに割れたときの乗り越え方
・第三者への相談が大きな転機になった理由
「この選択が、この子の人生を決めてしまう」そんな重さを感じながら、毎日胸がざわざわしていたあの頃。
今日は、我が家が小学校入学前に直面した「支援級か普通級か」という決断について書きます。同じように悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
私たちの子どものこと
現在中学生の息子は、療育手帳を持っています。診断名は「軽度知的障害・自閉症スペクトラム」です。検診で「言葉が出ない、目が合わない、指差しが出来ない」からこの道のりはスタートしました。療育に通って診察を受けるも、特に何もなく連れていくだけで一苦労なだけ。診断名はなかなか下りませんでした。保育園の年中さんになりやっと「自閉症」と診断されホッとしたことを覚えています。
診断が出たとき、「この子はどんな環境で育てるのがいいのだろう」と毎日考えていました。療育に通いながら少しずつ成長する姿を見て、「この子には丁寧に関わってもらえる場所が必要だ」と感じるようになっていました。就学を控えた年、いよいよ学校選びと向き合うことになりました。
📊 支援級と普通級の主な違い
| 比較項目 | 支援級 | 普通級 |
|---|---|---|
| クラスの人数 | 少人数(8人以下) | 30人前後 |
| 個別の支援 | 個別指導計画あり ✅ | 担任の裁量による |
| 通常クラスとの交流 | 交流学習あり | 常時 |
| 向いている子 | 集中が難しい・支援が必要 | ある程度自立して行動できる |
夫婦の意見が真っ二つに
私は当然、支援級を前提に考えていました。でも…
いざ決定の段階になったとき、夫が突然言い出しました。「俺は普通級に行かせたい!」
思わず「え?何を言ってるの?」と固まりました。それまで同じ方向を向いていると思っていたので、衝撃でした。
頭では分かっていても、”自分の子を受け入れる”って、やっぱり簡単じゃないんですよね。他人の子なら冷静に見られるのに、自分の子となると「普通級でいけるんじゃないか」と思いたくなる。夫の気持ちも今なら少し分かります。
でも当時は「そんなに自分の子どもを障害者にしたいのか!」とまで言われてしまい、深く傷つきました。今でも忘れられないです💦
当時、夫は「普通の学校に行かせてあげたい」という親心からそう言っていたと思います。でも私には、それが現実を見ていないように感じて、すれ違いが続きました。今なら笑って話せますが、当時は本当につらかったです。
🔄 我が家の就学選択の流れ
私:支援級
夫:普通級
専門家に相談
支援級に決定
第三者に相談してみる
夫婦で話し合っても平行線のまま。このままでは決められないと思い「特別支援教育総合センター」に相談に行くことにしました。
夫も「どうするのが正解なのか」「この子にとって何が一番いいのか」考えすぎて、自分でも分からなくなっていたそうです。専門家の方に悩みを打ち明け、思っている疑問を全部吐き出せたことが、大きな転機になりました。
センターでは、子どもの特性や困りごとを整理したうえで、支援級・普通級それぞれのメリットと注意点を丁寧に説明してもらえました。「どちらが正解というわけではなく、その子に合った環境を選ぶことが大切」という言葉が、私たち夫婦の気持ちを楽にしてくれました。
💡 相談をうまく活かすコツ
夫婦それぞれの考えをあらかじめメモしておくと整理しやすいです。「夫は○○と考えている、私は○○と思っている」と伝えると、専門家もより的確なアドバイスをくれます。夫婦一緒に行くと、その場で認識のズレを確認できるのでおすすめです。
「支援級にしよう」という言葉
相談を終えた帰り道、夫は言いました。「支援級にしよう。」
専門家の意見を聞いて、ようやく気持ちが整理できたようでした。私もホッとしました💦
実際に支援級に入学してからは、先生が一人ひとりの子どもをよく見てくれていると感じます。普通級との交流授業もあり、お友達との関わりも少しずつ増えてきました。あのとき夫婦で話し合って、専門家にも頼って決めた選択に、今は自信を持てています。
✅ 迷っている方へ
どちらを選んでも「この子に合った環境を選ぼうとした」という気持ちに変わりはありません。一度決めた道が合わなければ、また変えることもできます。まずは動いてみることが大切です。
支援級か普通級か、悩んでいる方へ
就学先を選ぶとき、どちらが「正しい」かではなく、子どもが毎日楽しく通える場所はどこか、という視点で考えると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
この決断に「正解」はないと思います。でも、ひとりで抱え込まずに専門家に相談することは、大きな助けになりました。相談できる場所の例をいくつか紹介します。
- 特別支援教育総合センター
- かかりつけの小児科や療育機関
- 就学先の学校(事前見学・相談を受け付けています)
夫婦で意見が分かれても、最終的には子どものことを一番に考えている気持ちは同じはず。焦らず、話し合いながら決めていけますように☕
📋 相談できる主な窓口
特別支援教育
総合センター
小児科・
療育機関
就学先の学校
(見学相談可)
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