こだわりが強い子どもを育てているお母さんへ。頑張りすぎていませんか?
今日は、中学生の息子が保育園に通っていた頃の話。彼の”こだわり”に振り回されながら、私がとうとう限界を超えてしまった日のことを書きます。
📌 この記事でわかること
- こだわりが強い子のお迎えで毎日消耗していたリアルな体験
- 頑張りすぎて過労で倒れた日に起きたこと
- 疲弊しないための3つの対処法
こだわりが強い子の「こだわり」は、親の都合でなかなか終わらせてもらえません。本人にとっては「まだ終わっていない」という強い感覚があり、途中でやめさせられることが本当に苦しいのです。それを毎日繰り返すうちに、私の心と体はじわじわと削られていきました。頭ではわかっていても、疲れた日の「またか…」という気持ちは止められませんでした。
保育園の閉園ギリギリまで続くブロック積み
あの頃の私は、毎日のお迎えが苦痛でした。理由はただひとつ。息子が、保育園のブロックをひたすら積み上げ続けているからです💦
しかも「そろそろ保育園を閉めまーす」と言い出すギリギリのタイミングに限って始まるんです。先生たちもイライラ気味😩。私は「すみません…」と謝りながら強制終了して片づける日々でした。
仕事終わりの時間帯、みんな早く帰りたいですよね。でも私は帰りたくなかったんです。だって家に帰ればまた大変な時間が待っているんだもの。
保育園の先生方には本当に申し訳なかったです。「もう少しだけ待ってください」という空気の中、息子の腕を引きながら「ごめんね、行くよ」を繰り返す毎日。家でも外でも謝り続ける日々が、少しずつ私の心を削っていったのだと思います。帰宅後もご飯の並べ方・着替えの順番・テレビのチャンネルなど、こだわりの波は止まりませんでした。
外出が怖かった…トイレへの止まらない興味
ブロック以外にも、息子には強烈なこだわりがありました。それが「トイレ」です。
トイレの仕組み、タンクのふた、流れる水の動き…とにかくトイレへの興味が尽きなくて、外出先でトイレを見つけると目が輝くんです。「見たい!入りたい!」と全力で主張してきます。
困ったのは、男性トイレには私は入れないこと。でも息子をひとりで入れるには早い年齢だったし、女性トイレに連れていけば「違う!ここじゃない!」と大号泣😭。走って男性トイレに入ってしまうと全然出てこないので、隙をみて男性トイレを覗くこともしばしば。。外出のたびに「次のトイレはどこか」を頭の中でシミュレーションするようになって、気がつけば外出すること自体が怖くなっていました。「今日はトイレが少ない場所には行けない」と、行き先まで制限されていたんです。
変わったマンホールを見つけると、そこから動かない
もうひとつ、外出時に頭を抱えたのが「マンホール」へのこだわりです。
息子はマンホールが大好きで、模様が違ったり色がついていたりする「いつもと違う」マンホールを見つけてしまうと大変です。その場にしゃがみこんで、頑として動きません💦
「行くよ」「遅れるよ」「また今度ね」——どんな言葉も届かない。引っ張れば泣き叫ぶ。結局、私が諦めて数分間マンホールと向き合う時間をとることになるんですが、その間の周りの視線が本当につらかったです。「なんで道の真ん中でしゃがんでるの…」って思われてるよな、と肩身が狭くて。ブロック・トイレ・マンホール、こだわりは場所を選んで私の体力を削っていきました。
日頃は自転車での送り迎えなのですが、雨の日の朝は想像するだけで倒れそうな気がしていました。
とうとう、体が限界を告げた
そんな日々の中で、ある日とうとう限界がきました。
お迎えの帰り道、自転車に子どもを乗せたまま、急に力が入らなくなり横断歩道の真ん中で倒れてしまったのです。信号はちょうど「赤」。車の運転手さんたちはびっくり。周りの人が急いで助けてくれました。
あとで「過労」と診断されました。自分では気づいていませんでしたが、体はとっくに限界だったんです。
その後、しばらく実家の母に助けてもらいながら休養しました。ゆっくり回復する中で、「自分一人でどうにかしなければ」と思い込んでいたことへの反省が生まれてきました。周りに頼ること、完璧に対応しなくていいこと、誰かに弱音を吐いていいこと。それをこのときに初めて実感として学んだのです。
こだわりの強い子どもと、疲弊しない付き合い方
今振り返ると、あの頃は「私が何とかしなければ」という気持ちが強すぎました。こだわりの強い子どもと付き合うには、全力で向き合い続けることよりも、うまく力を抜くことが大切だと今は思っています。
①「今日はここまで」と先に伝える
「あと5分でおしまいね」と事前に告知することで、突然の終了より切り替えがスムーズになることがあります。
②完璧に対応しようとしない
毎日うまくいかなくていい。「今日はできなかった」でも、明日また試せばいい。そう思えるようになってから、少し楽になりました。
③自分の限界に気づく前に休む
体が倒れてから気づくのでは遅すぎます。「しんどいな」と思ったら、早めに誰かに頼ることが大事です。
🔄 こだわりへの対応サイクル
「あと5分ね」
焦らない・怒らない
今日の自分を労う
✅ 実践のポイント
- 「なぜこだわるのか」を責めず、まず認める
- 完璧な対応より「今日も生き延びた」を大事に
- 家族・支援者・専門家に早めに頼る
「こだわりへの対応で困っている」と感じたら、まず担任の先生や発達支援センターに相談してみることをおすすめします。私が倒れたあと、支援センターに繋いでもらったのですが、「もっと早く来ればよかった」と心から思いました。専門家は、子どもの特性に合わせた具体的なアドバイスをくれます。一人で抱え込まないことが、一番の支援です。
📞 困ったときの相談先
💙 あなたへ伝えたいこと
こだわりへの対応に疲れたとき、「私の育て方が悪い」と自分を責めてしまいがちです。でも、それは違います。あなたは十分すぎるほど頑張っています。まず自分のコンディションを整えることが、子どもの笑顔への近道です。
頑張りすぎているお母さんへ
こだわりの強い子を育てていると、毎日が戦いのように感じることもあります。でも、あなたが限界まで頑張らなくても、子どもはちゃんと育ちます。
息子は今、こだわりの強さを「得意なこと」に変えながら成長しています。ルーティンを守る力、細部へのこだわりは、見方を変えれば大きな強みです。当時は先が見えなくて毎日泣きそうでしたが、今ならあの頃の自分に「大丈夫だよ、変わっていくから」と伝えてあげられます。
まず自分を大事にしてください。それが、子どもへの一番の贈り物だと思っています☕

